ヒヤリハット勉強会を行っています

こんにちは、西川口のあい歯科医院西川口の事務局です。

あい歯科医院西川口では、安全かつ安心な診療を提供するために、診療時間以外にも様々な研修やミーティングを継続的に行っております。

歯科診療所は病院に比べて規模が小さいため、属人的な診療が発生しやすい傾向があります。しかし、現在は歯科もチーム医療として進化し、スタッフの数も増え、チームワークと標準化が必要とされています。昨年スタートした「５S運動」（整理、整頓、清掃、清潔、しつけ）では、著書にも取り上げられるなど一定の成果を上げております。

現在は、小泉智美先生からのご指導に基づき、「インシデント」「ヒヤリハット」の視点で改善を続けています。

私たちは「人間はミスをおかすもの」「ヒトは間違える動物」と捉え、アクシデントやインシデントが発生した場合に、個人のミスを責めるのではなく、「他の誰もが同じミスを comるかもしれない」という前提で、ミスが起きやすい原因を組織全体で考えることが重要と考えています。

誰もがミスを積極的にオープンにしたがらないものですが、それが実は重要な仕事の一環であり、組織への貢献や患者様のためになることを再認識しています。

ハインリッヒの法則（Heinrich's law）によれば、「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故・違反が存在し、さらにその背後には300の、事故までは至らないが危険と感じた（「ヒヤリ」とした・「ハッと」した）経験＝ヒヤリハット体験が存在する」とされています。要するに、「ヒヤリハット体験」は10回に1回、軽微な事故・違反を引き起こし、300回に1回、重大な事故を引き起こすということです。軽微な事故・違反は30回に1回、重大な事故を引き起こす可能性があるとされています。

あい歯科医院西川口でも、新しい機材や薬剤、術式、細かなルールは適時にバージョンアップされています。このような取り組みは非常に重要だと考えています。

現在は川口市内だけでなく、鳩ケ谷、蕨、浦和、東京都内からも遠方から患者様がいらっしゃいます。患者様の期待に応えるために、研鑽を積み重ねてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。