痛みを抑えた歯科治療
このページの目次
- 1 歯医者が苦手な方へ 痛みの少ない歯科微痛治療に対応しています
- 2 嘔吐反射が強い方も負担が少なく歯型の採取が可能です
- 3 あい歯科医院西川口式 痛みや不安を軽減するための9つの対策
- 3.1 ① 塗るだけの表面麻酔
- 3.2 ② できるだけ細い注射針を使用
- 3.3 ③ 麻酔針の刺し方による痛みの緩和
- 3.4 ④ 視野を拡大して低侵襲治療を行う
- 3.5 ⑤ 極小ドリルを使用
- 3.6 ⑥ 炭酸ガスレーザーの使用
- 3.7 ⑦ 予防歯科と痛みの緩和について
- 3.8 ⑧ 静脈内鎮静(点滴)
- 3.9 ⑨ 笑気吸引鎮静法を使用
- 3.10 笑気吸引鎮静法を用いた際の治療の流れ
- 3.11 笑気吸引鎮静法についてのQ&A
- 3.12 笑気(しょうき)とはどういうものでしょうか?
- 3.13 どんな特徴がありますか?
- 3.14 入院は必要ですか?
- 3.15 持病があると使用できませんか?
- 3.16 肝臓の負担など副作用はどうでしょうか?
- 3.17 子どもにも使えますか?
- 4 川口市で痛みの少ない治療をご希望の際には当院まで
歯医者が苦手な方へ 痛みの少ない歯科微痛治療に対応しています
歯科医院に抵抗を持たれている方はぜひ当院をご利用頂きたいと思っております。痛みを感じたり恐怖感から歯科医院への抵抗感を持たれていることと思いますが、あい歯科医院西川口では痛みへの配慮にも力を入れており、出来る限り痛みの少ない治療を心がけています。そのため痛みを気にして抵抗を持たれていた方より支持される医院となっております。痛みがない、少ない理由について説明をさせて頂ければと思いますので、ご覧下さい。
嘔吐反射が強い方も負担が少なく歯型の採取が可能です
あい歯科医院西川口では、つめ物やかぶせ物を作製する際、スムーズな印象が行える光学スキャナー(ヨシダのコエックス500)を導入しています。
粘土のような印象材を使用せず、お口をスキャンするだけで精密な歯型を採取することができるため、嘔吐反射が強い方も快適な治療を受けていただけます。
あい歯科医院西川口式 痛みや不安を軽減するための9つの対策
あい歯科医院西川口では快適な歯科治療をご提供するため、歯科治療に伴う痛みをはじめ、恐怖や不安などの精神的な負担の軽減に努めています。もちろん痛みには個人差がありますので、完全に痛みをなくすのは困難ではありますが、可能な限り軽減して治療を行います。痛みを気にされる方はぜひご相談下さい。
① 塗るだけの表面麻酔
注射に痛みが伴うのは当然ですが、注射をする前に表面に塗るタイプのお薬を使えば、注射の時の痛みも少なくなります。当院では注射の前には必ずこの表面麻酔を行って対応しています。
② できるだけ細い注射針を使用
注射針は細いほど痛みが少なくなります。当院で使用している注射針は歯科医院で使用される麻酔針の中でも最も細いと言われる33ゲージとなっていますので、表面麻酔と合わせてほとんど痛みを感じることがありません。
③ 麻酔針の刺し方による痛みの緩和
麻酔針の打ち方によって痛みが伴うこともあります。痛みは歯茎に対して圧力がかかることで生じるため、針の指し方の工夫をすることにより和らげることができます。粘膜に当てるように刺していくと痛みを軽減することができます。
④ 視野を拡大して低侵襲治療を行う
虫歯の箇所によっては十分な視野を保てないところもあるため、拡大鏡を使用しての治療が必要なことも多くあります。低侵襲治療においてはこの拡大鏡による視野の拡大は重要なものとなっており、拡大することにより虫歯部分だけを削って行くことが可能となります。この治療は痛みを抑えることにもつながるため、当院では重視しています。
⑤ 極小ドリルを使用
歯を削る際のドリルは患部に合わせて太さを変えていきます。最後まで太いドリルを使用してしまうと正常な部分まで削ってしまうこととなりますが、当院では極小のドリルにより少しずつ虫歯部分を削り、正常な部分を削らない治療を行っています。
⑥ 炭酸ガスレーザーの使用
当院では、炭酸ガスレーザーを用いた低侵襲な処置を心がけております。炭酸ガスレーザーは外科治療の際の痛みの緩和・治癒促進をはじめ、止血作用や殺菌効果など、体への負担を最小限に抑えることができます。当院では、むし歯や歯周病治療のほか、外科治療、口内炎、美容的な治療に用いています。
⑦ 予防歯科と痛みの緩和について
痛み少ない方法で治療を行っていても完全に痛みをなくすのは大変難しいものになります。ですが、予防を第一に考えれば治療を行う必要もなくなりますので、予防歯科も大変重要です。当院では治療だけでなく予防歯科にも力を入れており、定期的な検診やクリーニングなどもおすすめしています。
⑧ 静脈内鎮静(点滴)
点滴として静脈へ麻酔薬を入れていきます。すぐに眠気がやってきて眠っている間に治療を行うことができます。点滴を行う際の痛みはありますが、この程度の痛みならとお考えの方であればこちらがおすすめです。注意点としてお帰りにお車の運転は控えて頂きたく思いますので、タクシーやお迎えにてご帰宅頂ければと思います。
⑨ 笑気吸引鎮静法を使用
気持ちの面で歯科医院の利用をためらっている方には、笑気吸引鎮静法がおすすめです。
「笑気吸引鎮静法」とは、笑気ガスを吸引することで眠りにつく前のようなゆったりとした気分となり、恐怖感が薄らぐことから、歯科治療に不安を感じる方に使用するものです。
この状態で治療を受ければ不安な気持ちを軽減することができますので、歯科医院に抵抗を持っている方に特におすすめとなっています。
当院では、「笑気ガスで治療してください」という方が遠方からもいらっしゃいます。
笑気吸引鎮静法を用いた際の治療の流れ
ご予約
ご予約の際に、笑気ガスのご希望をお伝えください。初診問診時に詳しくご説明させて頂きます。
ご来院、診療台に寝る
通常の診療と同様に治療用ユニットに横になって頂きます。
鼻にマスクをかけて吸引します
本日の治療内容、所要時間、笑気ガスについて確認後に、鼻マスクをかけて鼻呼吸をして頂きます。最初は酸素だけを吸引し、問題なく鼻呼吸ができている状態を確認します。そこから徐々に笑気の濃度を高めていきます。数分で、気持ちがゆったり、ふんわりした気分になって来ます。バイタルサインもしっかりチェックしながら行いますので、ご安心ください。
通常診療
その状態の中で、治療を進めていきます。いつもでしたら不快感を感じていたかもしれない歯を削る治療、おえっとするような歯の型取りもきっと不安なく受けて頂けるはずです。
治療終了
マスクを外すと、速やかに元の状態に戻っていきます。呼吸など異常がないことを確認し問題なければ待合室で少しお休みください。15~20分くらい休め問題ないですが、安全のため車の運転はお控え下さい。
次回アポイント
次回の治療も笑気が必要な治療か相談のうえで予約をお取りください。
▼笑気吸引鎮静法を用いた治療の流れを動画で確認いただけます。(株式会社セキムラ 提供)
笑気吸引鎮静法についてのQ&A
笑気(しょうき)とはどういうものでしょうか?
亜酸化窒素(一酸化二窒素)という医療用ガスの一種です。その歴史は古く、1772年にイギリス人化学者ジョゼフ・プリーストリーによって発見されたもので、1844年には歯科の抜歯で使われた記録があり、すでに150年以上も実績がある鎮静法です。
どんな特徴がありますか?
笑気には、緩やかな鎮静・睡眠作用があり、健忘効果により治療中の不快な記憶などは殆ど残りません。全身麻酔のように意識や呼吸が止まるようなものではありません。その分、効果が弱いと言えますが、不安や痛みが薄らいで「うっとりした気分」と表現する方もいらっしゃいます。注射が必要ないうえ、鎮静状態からの回復が早いのも特徴と言えます。
入院は必要ですか?
通常の通院で安心して使用できます。吸引することによって、その効果は早く、吸入マスクを外すと直ぐに元に戻ります。当院では一般診療のアポイントで使用していますので、少し余裕をもってお越し頂き、帰りも少し(15分前後)休んでいただければ問題ないでしょう。ただし、車の運転、自転車はお控え頂いています。
持病があると使用できませんか?
詳しくは歯科医師までご相談下さい。笑気ガスを吸引することで、呼吸器や循環器にほぼ影響がないとされています。当院では、これまでも肺や心臓に持病がある患者さんにも安全に使用されています。
肝臓の負担など副作用はどうでしょうか?
笑気吸引鎮静法は、肝臓には負担がかからないのも特徴です。薬剤が代謝を通して肝臓で分解される麻酔とは違い、笑気ガスは体内で分解されることがほとんどありません。肝臓や腎臓などの臓器に対する作用も非常に少ないものです。
子どもにも使えますか?
笑気吸引鎮静法は、小児歯科ではスタンダードな方法なのでご安心ください。子どもたちの治療に対する恐怖心や不安を和らげ、リラックスして治療ができるようになります。話が理解できる年齢の4歳くらいからが目安になると思います。
川口市で痛みの少ない治療をご希望の際には当院まで
あい歯科医院西川口では痛みを感じない、痛みの少ない微痛治療を行っています。痛みに不安を感じている方でもご安心頂ける治療となっておりますので、どうぞお気軽にご相談頂きますよう、お願いします。歯科治療は早めの発見、早めの治療が大切です。軽度の症状ほど痛みが少ない治療を行えますので、できるだけ早い時期の検診が大切です。川口市にて痛みの少ない歯科治療をご希望の際にはぜひ当院をご利用下さい。