院内環境整備と「口腔機能低下症」の勉強会を実施しました。
投稿日:2024年6月17日
カテゴリ:スタッフブログ
こんちは。川口のあい歯科医院の事務局です。
定例の勉強会、株式会社ユアプロジェクト小泉先生の「院内環境サポート、5S運動」の指導を継続して受けています。
継続的に安全安心の診療を担保する「5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)」の推進、並びに「ヒヤリハット、インシデント共有」の仕組みの推進を行っております。
院内環境と私たち医療従事者の心を整え、アクシデントが起こる前の小さな気づき、インシデントの状態で原因と対策を共有する仕組みは、着実に力をつけてきているものと感じます。
合わせて、今年のテーマである「口腔機能低下症」への取り組みについては、その意義と手順について何度も確認しあい、スムーズに導入できるようになってきました。
口腔機能低下症は、2024年6月の保険制度改定の中でも中核をなすもので、子どもから高齢者まで、口腔内を総合的、早い段階から問題に気づき対処していくものです。
口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が低下する口腔機能低下症を正確に診断し、改善計画を立て、リハビリに取り組んでいます。
診療室内で、突然「パパパパパ・・」「タタタタ・・・」「カカカカカ・・・」と聞こえて来てびっくりする方もいらっしゃると思いますが、これはオーラル・ディアドコキネシスという、口腔機能(特に口唇、舌)の動きを評価するもので、7つの口腔機能低下症検査のうちの一つで、手軽で効果的な検査方法です。
最近、食べるのが遅くなった、以前より口が回わらない、食べこぼしが多くなったような気がするという方は「オーラルフレイル(お口の衰え)」かもしれません。
ご関心がある方は、お気軽にご相談ください。
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