川口のあい歯科医院で「訪問歯科診療」が始まりました
投稿日:2019年11月7日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは(^^)/ 川口のあい歯科医院西川口の事務局です。
すっかり秋らしくなり、寒暖の差で風邪をひかれている方も増えているようです。
「今から、こんな暖かいものを着たら冬が耐えられない・・・・」なのか、それとも「季節の変わり目だからこそしっかり暖かい物を着ないと体が対応できなく風邪をひく・・・」なのか迷うのは私だけでしょうか。
さて今回は、あい歯科医院西川口が「訪問歯科診療」をスタートしたというお知らせになります。
前回ブログの超高齢社会の勉強会にも関連してきますが、川口並木町で長く診療している私たちの医院でも時代や地域のニーズに対応していく使命があると考えております。
まだ、歯科の「訪問診療」はそれほど知られた存在ではないかもしれませんが、自宅や施設で療養されている方で通院困難な方を対象に、現場まで出向いて診療するシステムです。
訪問歯科診療は患者様のお持ちの健康保険証が適用されます。診療を行う場所により費用が異なりますが、治療を開始する前には、治療内容とともにおおよその費用の説明を行い、ご納得いただいてから治療を始めますので、安心して受診することができます。
健康保険の他、一部介護保険が適用になり、交通費やお礼は一切いただきません。
診療所と同じ治療ができるかと言えば、器具や環境も異なるためイコールではありませんが、一番大切な口腔内を清潔な状態に保つ口腔ケアや、入れ歯の修理などできることも増えてきました。
まずは、これまで通院されていて、最近通院するのが難しくなった方。そしてそのご家族のお口の管理から始めさせて頂こうと考えております。
半径16キロメートルが保険のルールになりますので、遠方に引っ越されたには申し訳ないのですが、近場から対応していきたいと思います。
最近、メディアなどでも誤嚥性肺炎と口腔ケアの関係が取り上げられることが増えてきました。
口腔内には多くの細菌がいます。病気や加齢などにより飲み込む機能や咳をする力が弱くなると、口腔内の細菌や、逆流した胃液が誤って気管に入りやすくなることがあります。
これにより発症するのが誤嚥性肺炎です。
体力が弱ることで、咳き込む力が弱くなり、痰となって自然に汚物を出すことができないために肺炎になってしまうものです。寝ている間に発症することも多く要介護高齢者の方の死因トップになっています。
この予防方法として、お口の中を清潔な状態に保つこと、そして、しっかり噛める、飲み込める機能(摂食・嚥下機能)を回復することが有効です。
誤嚥性肺炎の予防のためにも、訪問歯科診療をご利用されてはいかがでしょうか。
詳しくは歯科医師、スタッフまで問い合わせください。
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