食事のあとのブクブクでも虫歯予防になるの？～西川口の歯医者が伝えたいことvol-2

こんにちは(^^)/
あい歯科医院西川口の事務局です。

猛暑、酷暑・・・暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
屋内でも熱中症になるほどの気温です、どうか体調管理には充分ご留意くださいませ。

川口のあい歯科医院西川口では、ホームページを見て頂いている方に、少しでもお口の健康にお役に立てる情報を発信していきたいと考えており

今回は「食事のあとのブクブクでも虫歯予防になるの？」です

皆さん、食事のあとの毎回歯磨きは出来ていますでしょうか？
仕事中など、その方の環境によって毎回そうもいかなことが多々あるでしょう。
中高年の男性に多いのが、食事の後「お茶で口をすすぐ」ではないでしょうか。爪楊枝を使ってシーシーする姿もお見掛けしますが、どうもあまり美しない光景でないとか、マナー違反とか言われる昨今、特に若い女性にはすこぶる評判が良くないようです。

お茶でお口の中を軽くすすぐとか、ブクブクうがい？は、食後のお口の中に残った食べものをある程度洗い流すことができます。
昔からの日本文化である「お茶」には殺菌作用があり、 歯を強くするフッ素も含まれていますので
実は理にかなった習慣とも言えます。それを人前でするかどうかは別問題として・・・
ただし、口の中の食べかすを洗い流してきれいになったというのは、あくまでも、おおざっぱなものであって、医学的にはあまりキレイにはなっているとは言えません。

カリエス（むし歯）などの疾患の原因となるのは、食べかすではなく、歯垢（プラーク）です。歯垢はお茶で軽くブクブクとうがいしたくらいで取り除けるものではなく、 ていねいに歯ブラシを使っては取れるもので、歯ブラシでさえ完璧には取り除けないものです。

すすいだことで、綺麗になったというのは感覚的なものであることは否めません。食後に口をすすぐこと自体は決して悪いことではありません。口の中に残った食べ物から出る臭いなどは、それで消すことは期待できます。

砂糖の入ったものを食べたり飲んだりした後では、 お茶や水で、口をすすぐことには、それなりのむし歯予防効果も期待できます。ただし、口をすすいで、キレイになったとか、すっきりしたと安心してしまい、 歯みがきをサボってしまうといことは気を付けなければいけません。
むかし子供のころ、夜に「歯を磨いたら、もう食べちゃだめよ」と親に言われながら、つい食べ物をつまんでしまい、勝手に「うがいするからいいもん！」と思っていたことを思い出しました・・・最近では、健康ブーム、清潔志向の流れから様々な洗口剤が販売されるようになりました。ドラッグストアに行くとズラリと並んだ商品に目移りしてしまいます。
口に含んで吐き出すだけでメンソールなどの香りで清涼感が得られるので、口臭を気にする方や、美意識の高い方などに重宝されているようです。
これで口の中がすっかり清潔になったと思ってしまうのは困りますが、根本的な解決にはならないことを知った上でなら、使ってみるのも良いでしょう。

ただ、商品によってアレルギー反応があるものや、その方に合っていないものもあるかもしれません。できれば一度、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士に相談するのが良いでしょう。
歯周病や口内炎の予防にもなる優れた効能のものもどんどん開発されています。
いずれにしても歯医者に相談する必要があるでしょう。

大切なことは、丁寧にしっかりと歯みがきをすることと、定期的にお口の管理のプロである歯科医院で検診を受けることです。

西川口のあい歯科医院西川口では、川口の皆様の真のホームデンティストになりたいと願っています。
お気軽にご相談下さい。