日本一般臨床医矯正研究会 第44回総会学術大会に参加してきました
投稿日:2025年4月28日
カテゴリ:スタッフブログ
西川口のあい歯科医院の事務局です。
2025年4月14日(日)、東京・御茶ノ水で開催された「日本一般臨床医矯正研究会 第44回総会学術大会」に院長、歯科衛生士が参加してきました。
今回の大会は「一般臨床医と矯正専門医の連携を考える」というテーマのもと、数多くの講演やシンポジウムが行われました。矯正治療が特別なものではなく、日常臨床の中でより自然に取り入れられるよう、一般臨床医としての役割や、矯正専門医との連携の重要性について多角的な視点から議論が交わされました。
特に印象に残ったのは、矯正治療を必要とする患者さん を早期に見つけるためには、日常の診療の中で口腔内の変化に敏感であることが重要だというお話です。咬合や歯列の異常を早い段階で見極めることで、成長発育を利用したスムーズな矯正治療につなげることができるという点は、改めて強く意識させられました。
また、矯正治療においては見た目の改善だけでなく、咬み合わせや発音、呼吸といった機能面の改善も重要であるという講演内容も非常に勉強になりました。単に歯を並べるだけではなく、長期的に健康的な口腔機能を維持するためのアプローチが求められることを実感しました。
そしてゲストでは、秀ノ山部屋親方(元大関 琴奨菊さん)が参加され、非常に興味深いお話も拝聴したうえ、記念撮影も快く受けてくださいました。
今回の総会では、矯正治療の新しい技術や診断方法についての発表もあり、デジタル技術の進歩により、より精密な治療計画の立案が可能になっていることにも驚かされました。今後、矯正治療はますます患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイド型へと進化していくことを感じました。
日々の診療では、矯正治療に限らず、患者様の小さな変化を見逃さないことがとても大切です。今回の学びを生かし、患者さん一人ひとりに対して、より的確なアドバイスや必要な治療提案ができるよう心がけていきたいと思います。
これからも、こうした研鑽の機会を大切にし、日々の診療に役立てることで、皆さんの口腔内の健康に少しでも貢献できるよう努めてまいります。
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